5月28日:『エヴォリミット』『1/1彼氏彼女』など
言うほどお久しぶりでは無いですがお久しぶりです。
だいぶ日記の存在をどうするか…。ということを悩んでいて、もうプレイした作品全部のせちゃえば良いんでねーの、に落ち着きました。
どっちかと言うと最近記憶が持たず「アレ、この本読んだっけ?」というのが多々あり、別サイト(アプリ?)で本は管理してるのでゲーム系はこっちでやるかー、という。
正直言えることが少なくなってきたので言わなくなってきたのですが、こういうのは言おうとしないと出ないものですからね…!何でもかんでも書いて書いて書きまくって、その中に原石の煌めきがあるというものなのです。
最近ちょっと思想的にあまり広げられていないので(これ多分分かる人にしか分からない感覚なのですが)、色々模索中ではありますがお付き合いいただければと…。
そんな感じで以下感想。『エヴォリミット』『1/1彼氏彼女/MiniFanDisc』『Lack Girl Ⅰ』について
ネタバレ注意で~。
エヴォリミット
ナイスだぜ、東出先生…!という感じの熱血ゲー。
バトルモノではあるんだけど、各ルートの終盤まで殆ど戦闘が無く、だがそれが全くマイナス要素ではない。日常場面が良すぎるんだよなー、テンポがとても良い。
主人公のボイスもすげー良い味出してて、やはり主人公に声がある作品は往々にして名作なんだよなぁ。主人公の特徴が無いのは、プレイヤーが主人公に感情移入しやすいため…なんて言われるけど、そんなことしなくたって僕らは主人公に十分感情移入出来ると思うよ。アニメや漫画だってそうでしょ?僕らは自分の可能性として見るためじゃなく、自分じゃない誰かになるために物語を開くんだからさ。
カラミティモンキーズの大人組の信念とか、サテラや環太郎のハッキリさせられなかった愛とか、いわゆる王道の見せ方がマジでGood。
粗はあるけど、好きな味付けだなー。東出先生はこういうところがうまい。
―――大満足だ。充実したプレイ時間をありがとう。
つまるところ、エロゲーという必要最小限の人間で作れるゲームへの感想なんて、そんなもんで良いと思う。
うんうん。相変わらずきのこは良いことを言う。
進化を続けた先に『宇宙』になる、というのは、割と好きな表現だったり。
お気に入りキャラは不知火くん、雫、ツナミ、ココロ。
ツナミとココロに1シーンずつくらい用意してもいいと思いますよぼかぁ!
つーか『ケモノガリ』でも思ったけど、東出センセーはワンちゃんホント好きな…。
1/1彼氏彼女/MiniFanDisc
そういえばSMEEの作品感想って書いたコト無かった気もするんですが、フツーにフレラバ以降は全部買ってますね。なんなら『あざスミ』まで買ってる。
まぁいつものSMEEゲー。今作は多恵子さんがストライクだった。シャニマスの千雪さんとかもそうなんだけど、しっかりした、だが可愛げのある女性キャラに何だかんだで弱くなっている。女性らしい(反ポリコレ発言)部分に弱いんだよな―。自分にないものというか…。
個人的にSMEEの最高傑作は『Mainking*Lovers』、次いで『ピュア×コネクト』と『フレラバ』なんだけど、流石にそこには届かず…。とゆーかやっぱり共通ルートって大切派なので、最初から分岐させないほうが良いと思うんだけどなぁ。
今作もえいみルートは割りと良かったけど、千津とコレットはある意味ワンパターンだった。そこらへんの色はサブキャラで変わると感じてるので、(あざらしそふとだけど)『アマナツ』はけっこー好きだった。
絵はまぁ……うん。慣れたら気にならなくなるので大丈夫です。(大丈夫なのか?)
Lack Girl Ⅰ
今までこういう分作系を話したことも無かったわけですが、なぜなら途中で評価が高くても終わりがアチャーな作品がけっこーザラにあるわけで。
しかし「まとめBoxが出たら買おう…」とか思っていたらいつの間にか完結していて、なんか時期に乗り遅れた感から買えず、ということを何回もやってるのでもうここに残していこうと思いました。(Nine、グリザイア ファントムトリガー…)
しかし「欠陥概念(バグコード)」という設定…とても良い。
僕は「力には対価が必要」系の設定が好きで、バグコードもその一種ですね。思春期ならではの不安定さと、バグコードがあるがゆえに境界を安々と超えてしまう異常さ。弥生先生に「後悔」が無いからああいう行動が取れた、というのも説得力マシマシでそこらへん良い味出してます。
あーでも動作ちょっと重いのはなんとかならんかなー。つかこれだけじゃないけど、ロッスマとかも結構カクカクだったりしたので、クラファン系は共通のシステム使うとか、なんかどうにかならんのですかね?
技術とか色々あるんだろうけど、テンポが問われるバトル系は特に致命的な気もするなぁ。
ちなみに副題の「astra inclinant sed non obligant」は、ラテン語で「星は私たちの気を惹くが、私たちを束縛することはない」という意味なのだそうな(Google調べ)。
つまり終盤で言われていた「運命」に縛られているのがヘイゼル側で、そこに相対した皐月たちが「運命」にどう抗っていくのか、というのが主題かな。
未来を欠陥(なく)した彼女が、何を願うのか。うむうむ、楽しみですね。
お気に入りキャラは泉。
これは百合だ…!誰が何を言おうと百合なんだ…!