古明堂

『こめいどう』と読みます。主にエロゲの批評などをしております。

2018-01-01から1年間の記事一覧

殻ノ少女 感想 ―生まれるために卵は在り、壊れるために殻は在る― (3626文字)

目を背けていても、起きてしまった事は何も変わりはしないんだ。 それどころかとても大切なものまで見失ってしまう ブランド:Innocent Grey シナリオ:鈴鹿美弥 公式サイト:殻ノ少女 発売されたのが2008年なので、あまり当時の状況というのがわからないのです…

金色ラブリッチェ 感想 ―Everything Gold Can Stay ― (2500文字)

世界はいつも、こんなにも綺麗に黄昏れていく。 金色の空が黒く闇に暮れていく。その色がすごく綺麗だった。 ブランド:SAGA PLANETS シナリオ:さかき傘 公式サイト:金色ラブリッチェ 萌えゲーアワード2017年準大賞おめでとうございます。 いや、受賞…

5月13日:『サノバウィッチ』『WORLD END ECONOMiCA』など

お久しぶりです。生きております。 今回、期間的には過去最高に間が空いてしまいましたね…。 個人的には1ヶ月半で一つ上げられればなー、というペースを目標にしていましたのですが……まぁ守れませんでしたね!大幅に! ちょっとリアルがごたついてたのです…

Humanity 批評 ―笑顔の光は永遠に続く― (4506文字)

かつて地上には、人間という生き物しかいなかった しかし、いつしか自分たちだけでは世界が回せないことが分かった そこで作り出したのが亜人だ 心を与えず根切りをし、機械のように働かせる 一時は非人道的だと叫ばれたが、時代は変わった 亜人は無くてはな…