古明堂

『こめいどう』と読みます。主にエロゲの批評などをしております。

9月22日:『スマガ』『MECHANICA―うさぎと水星のバラッド―』など

コーヒー飲みすぎ疑惑があるワタシです。

お久しぶりです。生きております(バンクシステム)。

 

そういえばこの前外付けHDDの容量が限界近かったので大掃除したのですけど、中身の煩雑さに我ながら驚きました…。

基本的に何代か前からのPCデータをそのまま持ってきており、(種類によっては無理ですが)昔インストールしたエロゲなどをプレイできるようにしてます。まー電子版本棚みたいな感じなのですが、それを片付けしてるついでに今までプレイしてきた作品数を数えたところ、なんと300作品くらいありまして。

外付けHDDを導入したのも4年前程なので、初代や2代目PCはデータ移行していないことも含めると多分少なくとも500はプレイしてるんだろうなぁ、と思います。

1つあたり20時間と見積もるとだいたい1万時間……。ある一説によるとその分野のプロとして活躍するには1万時間の努力が必要とかで。一体何のプロになる気なんだ…。

 

友人とその話をしていたのですけど、友人は「対人とかでも無い限りそんなにできない」という意見でして。

まー人にもよると思うんですけど、そこらへん自分一人で完結してしまう世界で満足できる人間なんでしょうなぁ。求道型というか、自分ファーストというか…。

基本的に自分が好きで自分が生み出したものが好きなので、そういう運用方針で当ブログもTwitterもやってたりします。まぁ今の時代ブログをやってる人間なんてほとんどそうでしょうけど…。(読者登録やコメントやスターはありがたくニヤニヤしております。ありがとうございます)

 

しかし最近は語り合いたい欲も出てきたな…。どこで発散すればいいんだコレは…。

 

というわけで今回は「スマガ」「MECHANICA―うさぎと水星のバラッド―」「シルヴァリオサーガ」について。

いつもの通り、以下ネタバレ注意で。

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月の彼方で逢いましょう 批評 ―Cry for the moon― (11538文字)

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人間誰だって、やり直せるものならやり直したいことがあると思うんです

今の自分をこうしたい、こう変えたい、こうだったらいいのに、もしあの時こうなっていたら、こうしていたら…

そういう願望は、誰の中にも必ずありますから

 

ブランド:tone work's official website

シナリオ:丘野塔也/魁/白矢たつき/龍岳来/和泉万夜/今科理央

公式サイト:月の彼方で逢いましょう 

 

本作のOPが実はめちゃくちゃ好きで、これだけを1年前くらいから繰り返し聞いていたのですが、流石に我慢できなくなりついに購入。(4月くらいの話です)

エロゲを買う時に何を目安にするかは人それぞれで、そこにこそエロゲーマーとして問われるべき資質があるわけですが(そんなことはない)僕はライターとメーカー、そして意外にOPだったりします。

評判見てから買うことも多いんですけど、OPがよかったら衝動的に買ってしまうというか。もともと静止画MADが大好きなんですよね。だからOP買いしてしまうのはしょうがない。よくあるよくある。

メーカー/ライターだと余りやらかすこともないのですが、OP買いはたまーに外れもあったり。逆にOPのセンスが合わなくても名作はいっぱいあるんですけどね(Light系列とか)。

 

そんなこんなで初のTone作品である「月かな」プレイしました。……いやぁ、名作!

基本的に多人数ライターだとまとまりがつかなくなったり、テーマがバラけたり、人格がブレたり…など問題が多発するのですが、本作はそんなこともなくキレイにまとまってると思います。その部分はむしろ監督の腕なのでしょうけど。

Toneはどうやら王道を行きながらヒロインとの恋愛をきっちり描くメーカーだそうで。VA系列なのは納得ですよねぇ。サガプラが割と軽めのエロゲなら、Toneは重厚な純エロゲ的な。

 

なんか久々にちゃんとした恋愛モノをやったせいで、なんか、こう、心がちょっと死んでいきました…。*1

僕ももし学生時代に恋人がいたら、とかそんなことを考えてしましました。自分の人生に後悔なんてないはずなのに、あり得たかもしれない今と未来を夢想してしまうのはなぜでしょうね。

さてそんな自然な導入から今回の感想。

テーマは『後悔』。こいついっつも後悔の話してるな…

 

以下、ネタバレ注意。あと今回SF的余談多めです。

*1:2月頃にクリアした「どっちのiが好きですか?」以来。実はこの時も同じこと言ってる

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Fate/stay night 批評 —全て遠き理想郷— (18866文字)

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その日、少年は運命に出会う———。

 

ブランド:TYPE-MOON

シナリオ:奈須きのこ

公式サイト:「Fate/stay night」公式ページ

 

当ブログ、5周年です。

……いえ、正確に言えば一発目の記事が15年の3月なので、5年と3か月なのですが、まぁ誤差誤差。アレは試運転的な意味合いが強かったのでセーフですセーフ。

飽き性な僕がここまでやってこれたのも、ひとえに皆さんのおかげだったり、自分だったり作品だったり。なんかフワフワした感じで一つ。

まぁこれからも言葉にしたいものを言葉にしていく感じで、自由にやっていこうと思います。

 

さて、たびたび当ブログではFateからの引用を出していましたが、遂に本編です。

実は自分、Fateに2度人生を狂わされておりまして。

1度目はPS2版をプレイした時ですね。 あまりの衝撃に寝食忘れて、あの感動をもう一度という感じでノベルゲーをやってる風味はあります。多分Fateに出会ってなかったら僕はノベルゲー今だにやってないだろうなぁ。

2度目はのり氏(臥猫堂)のFate批評を読んだ時ですね。漠然とした「面白かった」に、「Fateの何が凄いのか」「どう凄いのか」を論理的に分かりやすく批評していました。アレを読んで自分も批評を書いてみよう、となりましたし、そうした結果が5年前の「素晴らしき日々 批評」だったりします。

ううむ、運命ですなぁ。*1

 

そんな感じのFate批評。今回はのり氏のFate批評に多大なるリスペクトというか…ぶっちゃけ内容が一緒というか。

そうした理由から今まで記事にはしてこなかったのですが(のり氏以上の価値が見いだせないのならやる意味がない)、臥猫堂は閉鎖しましたし、5周年だから過去を振り返って改めて形にするのもアリかなぁ、と思って作ってます。

いくつか肉付けは行ってますが、今回の記事は僕ではなくのり氏の功績によるものということで一つよろしくお願いします。

 

それでは、以下ネタバレ注意で。

 

*1:ちなみに僕は空の境界でオタクになっているのできのこにはもっと人生を狂わされている。

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5月24日:『アルテミスブルー』『きまぐれテンプテーション』など

5月病の皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

お久しぶりです。生きております(定例挨拶)。

 

そんなこんなでもう5周年。5周年企画をやると言っていたのはいつの日か…。

いえ、ちゃんとやりますがそれは次の記事辺りで、ということで。

 

実は積みゲー、積み本を結構いいペースで消化できていたりして。最近は「合わないなー」と思ったものは投げたりしてるので、そこら辺の思い切りの良さは溜まってしまう人間にはどこかしら必要なのかな、と。

体験版やらずにライターとかブランドで買ってしまう人間なので、たまーに地雷踏むんだよなぁ…。いや、反省する気はないのだけど。

 

というわけで今回は『アルテミスブルー』『きまぐれテンプテーション』『沙耶の唄』について。

いつもの通り、以下ネタバレ注意で。

 

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DEARDROPS 感想 —Let's Rock'n Roll !!!— (4461文字)

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「雨垂れ岩を穿つ、ってね」

「は?何それ?」

「ただ一滴の雫にはたいした力はないけど、そんな雫でも集まれば岩に穴を開けるほどの力になる、って意味」

DEARDROPS——親愛なる雫たち。

俺たちにはピッタリじゃないか?

 

ブランド:OVERDRIVE

シナリオ:那倉怜司

公式サイト:OVERDRIVE 5th Project - DEARDROPS

 

人が80年という長いようで短い時間を生きる上で、避けがたい出会いというモノがあるのならば。もしかしたら、人はそれを”運命”と呼ぶのかもしれません。

DEARDROPSというゲームは、僕にとってそんな”運命”で、いつかはクリアしなければなーとか思ってました。というのも、DEARDROPSはたまたまYOUTUBEで知ったんですけど、それはもう10年くらい前のことなんですよね…。当初は音楽だけ知って(確か最初に聞いた曲は『Natural Born Challengers→』)、実はラストライブなんかにも行ってたり。でも本編の方はPSP版を挫折してからずっとプレイしてませんでした。携帯ゲーム機とノベルゲーって相性悪いんだよな…。

僕の辛かった時期を、疲れた体を、内側から元気付けてくれたのはDEARDROPSですし、これからもきっとそうでしょう。音楽とは、本当にそういう力があるのです。

社会から「ドロップアウト」した爪弾き者の彼らは、それでも音楽を奏で続けます。ロックとは誰かに迎合せず、誰かに操られず、しかして万人の魂を揺さぶるものだからです。ヒュー!ロックンロール最高!!

 

社会から零れ落ちた雫達は、自分たちが決めた道をまっすぐ進む。そうしていれば、例えどんな頑丈な壁があっても穿てると信じて。

これはそんな不器用な人間たちのお話。とどのつまり、ロックとロックンローラーのお話なのです。

 

以下、感想。ネタバレ注意。

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紙の上の魔法使い 感想 ─ラピスラズリの輝きに─ (2778文字)

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「現実に救いはなく、空想に幸福があって───夜子はもう、空想でしか生きられない」

魔法使いの言うとおり。

あたしの現実は、もう終わってしまっているのだから。

「さあ筆を執ろう。夜子のための物語を、夜子自身が描きなさい」

 

ブランド:ウグイスカグラ

シナリオ:ルクル

公式サイト:紙の上の魔法使い

 

ウグイスカグラ処女作。自分のプレイ順としてはイストリア⇒パラレロ⇒かみまほ、という感じですね。ぶっちゃけていえば、この順番がおススメというか…。正直かみまほを一発目におススメは出来ないかなぁ。文章のクセとテーマのクセと描き方のクセが凄いので、パラレロかイストリアをやって慣れるのがよいのではないでしょうか。

つーかよくこのテーマで処女作出したな…。いや、同人時代も似たような作品を出しているそうなんで(プレイできてないんですけど)、そこらへんも酌んで作ったんでしょうか。分かりませんが。

 

そんな紙の上の魔法使いは、嘘が得意な少年と他者を排撃する少女によって語られます。

空想の幸福と、現実の苦しみ。はたして、そのどちらを選ぶべきかは、一体どんな本に描かれているのでしょうか。

 

ひとは退屈な嘘をつく

政治について、神について、愛について。

きみは、ある人物のすべてを知るための質問を知っているね。

あなたの一番好きな本はなんですか?

───ガブリエル・ゼヴィン 『書店主フィクリーのものがたり』

 

以下感想。ネタバレ注意で。

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1月13日:『ルリのかさね』『ランスX~決戦~』など

明けましておめでとうございます、生きております(定例挨拶)。

 

たびたび言っているのですが、まぁ私生活がどうもドタバタしてまして。いえまぁ、ドタバタ自体は11月に終わっていたのですが、ランスXが…面白すぎて…。よくあるよくある。

 

しかしまぁ、いくつか纏めておきたい内容の話もチラホラ出てきまして。どういう形で出すかはわかりませんが(批評の一部か久しぶりの雑記か…)、いつか出せればいいですね。ここで言った話を実現した試しはないんですけども。

前回の日記とかでは「今年は10本くらいは…」とか語ってましたが、全然達成できなかったり。うんうん、よくあるよくある。

そろそろブログ5周年なので何かデカい記事でもかければ、とかなんとか。いや、5周年記念という形で出すならそろそろ着手しなければならないのですけどね。

 

というわけで今回は『ルリのかさね ~いもうと物語り~』『JQV人類救済部』『ランスX ~決戦~』の話。

以下ネタバレ注意で。

 

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