3月31日:『アオナツライン』『Geminism』など
プロデューサーさん!年度末ですよ、年度末!!
いやもうホント今年も1/4が終わるとか早すぎる…。
明けてましたね、今年もよろしくお願いします。
いや、年明け早々に更新しようかと思ったのですがちょっと別ゲーで忙しいというか…あまりにも『グラブル リリンク』『P3R』あたりが神ゲーすぎたというか…。
最近コンシュマーゲーの威力高くないですか?積みエロゲがどんどん増えていくんですが…。
次の日記は早くできる…はず!
頑張れ未来の自分!
そんな感じで以下感想。『戦国†恋姫EX 壱/弐/参』『アオナツライン』『Geminism』について。
ネタバレ注意で。
戦国†恋姫EX 壱/弐/参
まぁあの終わり方的に2部くらいの続編はあるんだろうけど、ちょっと間空きそうだしメモメモ。
僕も日記に戦国恋姫EXを書いたのが6年以上前なので、いやもう時の流れは早すぎというか。つかキャラを全員覚えてた人いるんです?や、ソシャゲもあるらしいし、いるっちゃいるのか…。
戦国恋姫テンションをキチンと引き継ぎつつ、EXで撒いていた伏線を回収しようとしているのは結構すごいね。いや、伏線と言うには放置されていた時間が長いんですが…。
具体的には鬼子とか、主人公が戦国時代につれてこられた原因の”剣”とか。半分くらい忘れてたけど、鬼子はふつーにEXでも描写されてたと思う。
個人的には参が一番好みかな。毛利水軍…というより村上水軍が好きなので(みんなも『村上海賊の娘』を読もうぜ!)
あとは死国(誤字ではない)編と急襲(誤字ではない)編かな。島津家をどうキャラ付けするのか楽しみ。大将首絶対取るウーマンなら好きになっちまうよ。
アオナツライン
絡まった『線』は、そう簡単にほどけませんから。
そういえば戯画も解散してしまいましたね…。いや、ほとんど触れることはなかったんですけど(パルフェくらい?)、どこかで色々手を出さんとなー。
よく出来た青春モノ。眩しいよーこれがアオナツってやつなんだよー。僕はしらんけど。
関係性を始めた結と海希の二人がヒロインとして強かったんだけど、その分ことねの箸休め感がちょうどよかった。まぁ海希もことねも、性格として聖人君子じゃないんだけど、そこらへんがある意味人間臭さというか。ギリギリセーフの部分だったかもね。
海希ルートに関して言えば、千尋/達観を含めた三人の関係性にそれぞれがライン(線)を引いてしまったからこそ起きた話であったり。結ルートでは交わる線が、交わり続けるにはどうする?みたいなとこがタイトル回収をしていて気持ちよかった。
つかOP/ED含めて良すぎ…。特に「明日のこと。」と「海岸線」はマージで良くないか?ありがとうえびかれー伯爵。
お気に入りキャラはことね。こいつ駄目なとこ結構あるなぁ、と思いながらなんかほっとけない…。くそぅ、久々にヒロインにやられたぜ。
Geminism
発売前にあれだけ煽られてたワリには、結構良い落とし所だったというか。
いや、完全無欠のハッピーエンドじゃないんだけど、キャラ同士の掛け合いや”双子”を巡る全体的な配置が心地よかった。有り体に言えばゲームデザインが良かったという感じかな。そこまで長くなかったし、むしろこのくらいの方が収まり良かったと思う。
桔梗と深紅、そしておそらく淡墨と月白はシャム双生児と呼ばれる存在だった。体を(ほとんど)共有している彼女ら/彼らにとって、どこからが『私』なのか。曖昧だからこそゲームでそれを決めるわけだな。悪趣味と言わればその通りだけども。
三津田先生の本にあったと思うけど、確か双子というのは呪術的に同一人物として扱われるそうな。双子として生まれた時点で、何かが欠けてしまっている。だからこの世に噛み合わない(仕合わない)。
例え不完全な2つが1つになったとしても、それは完全な1つを生み出すわけじゃない。エンドのシーンは解釈分かれるかもしれないけれど、個人的には(この世の)因果を軽々しく変えられなかったという側に立ってしまうかなぁ。
やがて時が経ち───とある病院で二人の嬰児が同時に産声を上げた。
あぁ、というかタイトルの”Geminism”ってのは”Gamini(双子)”+”ism”の造語でもあったのか。そこら辺を軽く隠すためにわざわざ「げみにずむ」と言ったわけだ。
個人的には桔梗×淡墨/深紅×月白の距離の縮め方が良かったなぁ。やってることは結構エグいはずなんだけど、いい意味でライトな雰囲気が作品全体を重くしすぎない塩梅で素晴らしかったです。
演出や背景も独特でフツーに良作じゃないかコレ?
(終わり)