ブランド:AXL
シナリオ:長谷川藍
公式サイト:百花繚乱エリクシル
――君が、君の隣人が幸せじゃないのに、国が幸せになることって本当にあるの?
僕は最初このゲームを知った時、なんかこう和の国わっしょい物語みたいなものだと(なぜか)思ったのだけど、実際は中世風異世界ファンタジー村おこしゲーだったわけだ。むしろ和の要素なんて全然ない。どこから出てきたんだと至極疑問だがその話は置いといて。
エリクシルのキャラは、というより世界はとても優しい。まぁ、昨今の所謂「萌えキャラゲー」というやつだな。ゆずソフトとかもそうなんだけど、もうとりあえずキャラと優し世界観に癒やされて下さい、みたいな。シナリオはキャラや世界を楽しむスパイス程度だ。だからこそ、こういうゲームはキャラへの好感度がほとんどそのままゲームへの好感度になる。たまに良く「量産萌えゲー」みたいな言葉を見るけど、萌えられるんだったら量産だっていいわけだな。量産がいけないなんて道理はないし、むしろ危惧すべきは量産品にすらなれず、ただの粗悪品になってしまうことだ。(某CMを思い出しますね)
で、その点においてエリクシルは際立ったキャラの良さはないものの、全体的な(ヒロイン以外も含んでの)キャラは高水準に良かった、というのが感想だ。個人的に友人枠(?)の男二人は結構好きだし、トリロバ卿とかの立絵がないキャラも面白かった。
だけど正直、このゲームで一番評価しているのはOPなんだよな…。
Flower!めちゃくちゃ良曲だ…。
そんな感じで、以下感想(批評〉。
ガンナイトガールの記事みたいに批評空間の一言コメントくらいで。
(以下ネタバレ注意)
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